青春コンプレックスとは?
青春コンプレックスという言葉を知っていますか?
このワードでGoogle検索をすると「鬱」「辛い」「抜け出せない」といったネガティブな予測変換が出てきてしまいます。
青春コンプレックスの正体は「学生時代に恋愛・遊び・部活・行事などを頑張りきれなかった人たちが、大人になっても負い目を感じ続けてしまうこと」です。
特に10代の恋愛ドラマが世間で流行したり、TiktokやYoutubeの学生カップルを見たりすると、この青春コンプレックスを発症しやすくなります。
制服を着た男女が無邪気なままに互いを好き合う10代の恋愛は、大人になった今では永遠に手にれることのできない体験です。
社会に出ると否が応でも打算的になりますし、恋愛をするにしても結婚という文字がチラつきます。
10代の青春の頃の恋愛のように「ただ相手のことが好きだから」という理由だけで恋愛をする機会は減り、しかも相手側も何人かの異性と付き合ってきているので、恋愛に対する新鮮味はどんどん薄れているのです。
同じように、学生時代に向こう見ずに遊びまくったり、無我夢中に部活や文化祭活動に打ち込んだりという経験は、社会人になると中々できなくなります。
世間体を気にするのは勿論のこと、周りの青春を謳歌した人たちは既にそれに飽きて次のライフステージに進んでいくからです。
しかしそういった青春の経験を取りこぼしてしまった人たちは、社会人になっても青春コンプレックスを引きずっており、どこまでも青春の幻影を追ってしまいがちです。
特に男性の場合は中途半端に稼げるようになると、キャバクラやラウンジに通ったりして疑似恋愛を楽しむことで、青春のコスト回収をしようと躍起になります。
しかしそこで女性が男性をチヤホヤしてくれる理由は、端的におカネが稼げるから。
純粋無垢なまでの青春の恋愛とは程遠い現実的な関係なのです。
こういった青春の忘れ物をしてきた人たちが一様に発症してしまうのが、青春コンプレックスです。
青春コンプレックスで鬱になる理由
青春コンプレックスについての基礎的な解説は終わりましたが、ではなぜいつまでも青春をこじらせて幻影に取りつかれてしまっているのでしょうか?
青春コンプレックスで鬱状態になり、中々立ち直れない人にありがちな理由は以下の通りです。
青春時代に恋愛が出来なかった負い目
前段でも触れましたが、青春時代に健全な恋愛が出来なかった人は青春コンプレックスに悩まされることが多いです。
学生時代の無垢でドキドキするデートを経験できていない人は、やはり何か欠落感を覚えてしまうのです。
一緒にプリクラを撮ったり、安いお揃いのアクセサリーを買ったり、相手の誕生日のために必死でアルバイトをしてプレゼントを準備したり、そういった若くて甘酸っぱい経験は、大人になってしまうと永遠に取り返すことが出来ません。
また、こういったプラトニックな話に限らず、恋愛をしてこなかった=童貞・処女であるということへの負い目も感じている人が多いはずです。
中学生・高校生でも交際すれば、エッチをするのは当たり前の世の中です。
未完成なお互いの身体を重ね、一つになることで初めての異性を体験する甘酸っぱいエッチ…
18歳未満とエッチしたら大人は捕まってしまうので、大人になるとこういった経験をすることはほぼ不可能です。
こういった置いてきてしまった青春への負の意識があるからこそ、街中で無邪気な女子高生と男子高生が手を繋いでイチャイチャしている姿を見ると、青春コンプレックス患者は殺意を抱くと同時に鬱状態になってしまうのです。
『君の名は』的な恋愛を理想としている
数年前に大ヒットした新海誠監督のアニメ映画『君の名は』は、青春コンプレックス患者にすると観るのがしんどい映画だと思います。
新海誠監督自身もおそらく青春コンプレックスをこじらせている人物だと思うのですが、まさに童貞が理想としている恋愛観を忠実に再現しており、青春コンプレックスを抱える人にとっては共感性羞恥を感じて観るのがつらいのです。
新海誠監督は小説家の村上春樹好きとのことですが、村上春樹も童貞が好きそうな物語を書くので、そういった影響を受けているのだと思います。
こういった『君の名は』が世間的にもてはやされるということは、それだけ『君の名は』の映画内の恋愛観が世の中一般の人から理想とされているということ。
やはり何かしらどんな人も青春コンプレックスを感じており、こんな恋愛がしたかったという自分の後悔を『君の名は』に重ねているのです。
中高時代に人気者になれなかった
恋愛とはやや別軸になりますが、中学・高校時代に人気者になれなかった人は、青春コンプレックスをこじらせる傾向にあります。
いわゆるリア充陽キャになれず、陰キャやキョロ充に甘んじてしまった人は青春コンプレックスを抱えやすいです。
クラスの中でルックスが良く、求心力があり、学級委員長に推薦され、運動もできて、ギャグセンスもあって、先生とも仲が良く、同性からの人望もあり、異性からも頻繁に告白されて、後輩からは憧れの存在として見られている…
そんな人気者って、学年に数人はいましたよね。
いわゆるヒエラルキーの一番上にいないまでも、二番手層の「イケてる」グループにも属せていない人は、きっとそういった陽キャへの強い憧れと嫉妬を抱いていると思います。
自分もああなりたかったけど、性格的に、ルックス的に、肩書的に無理だった…
しかも自分がひっそりと好きだった異性が付き合う相手に選んだのは、結局そういった陽キャだったりしたら、もうたまりません。
青春コンプレックスは、こういった人気者になりきれなかったやるせなさによっても発症するのです。
いじめに遭った
人気者になれなかっただけならまだ平気ですが、いじめに遭うような経験があったりすると、もっと鬱屈とした負の気持ちが湧いてくると思います。
しかもいじめっ子というのは往々にして外面が良いので、周りからの信頼が厚く、いじめられっ子だったあなたの味方をしてくれる人は全然いなかったはずです。
そういった浅はかな奴がなぜ良い想いをして、自分は虐げられなければいけなかったのか。
こういった鬱の感情が青春コンプレックスを時に引き起こしてしまいます。
青春時代に健全な人間関係を築き損ねてしまった人は、やはりそれを一生引きずっていくことになるのです。
運動部に入るのを諦めた
今から考えると非常に謎ですが、特に男性の場合、青春時代は運動神経が良いとなぜか人気者になってモテましたよね?
社会人になるとカネを稼げる人がチヤホヤされますが、この理由は至極真っ当です。
家庭を築くうえで十分な経済力を持っている方が、子育てをしていくうえで困らないからです。
しかし学生時代は子育てなんか考えず、自分中心の恋愛になりがちです。
そこで女性から見れば運動神経が良い=狩猟能力が高い=他の男よりも魅力的という等式で男性を選びがちなのです。
したがって運動神経が良いと必然的に人気者になりやすい構造なのです。
逆に文化部でカーストの低い部活をやっている人は、日の目を浴びる機会は残念ながら少ないのです。
この負い目から青春コンプレックスを発症する人も多いのです。
親が厳しくて勉強ばかりしていた
自分自身は青春を謳歌したいと思っていたにもかかわらず、両親が堅物で頑固だったりすると、遊びを禁止されることも多かったでしょう。
「21時が絶対門限」「遊んでる暇があったら勉強しろ」といったガチガチの束縛をされていた人は、必然的に青春時代の経験が欠落してしまいます。
無いものねだりではありますが、楽しそうに恋愛していたり、カラオケでバカ騒ぎしている学生を見ると、自分自身がそのような経験をしていないことへの負い目を感じてしまうのです。
大人になってから中高時代の思い出を話せない
社会人になると、同僚や先輩たちと飲み会することも多いと思います。
その際に共通項で話題になるのは、高校時代の部活動や学生時代の恋愛経験です。
残念ながら世の一般の人たちは、普通に部活動を楽しみ、学生時代に1人や2人との恋愛はしてきているのです。
それを暗黙の了解として話題が作られていくので、その経験が欠落していると話せることが何もありません。
その際に他人と比べて劣等感を覚えてしまい、青春コンプレックスが再燃する人も多いと思います。
大人になってからも青春の幻影を思い出してしまう機会が多く隠されているのです。
青春コンプレックスの克服・解消方法
ではこういった厄介な青春コンプレックスはどのように克服し、どのように解消していけば良いのでしょうか?
いくつかの克服方法や解消方法をご紹介したいと思います。
勇気を持って笑い話に変える
まずはこれです。
とにかく開き直ること。
「俺、まじで高校時代陰キャだったから友達も彼女もいなかったんだよね(笑)」「ワタシ、本当に孤独だったからずっと本ばっかり読んでた(笑)」といったように、自分の青春コンプレックスをパッと周りに吐き出してしまうのです。
そうすると不思議なことに、あれほどコンプレックスに感じていた青春が、笑い話に変わってしまうのです。
人は往々にして、他人の不幸な話やブラックな話に共感するモノです。
あまり武勇伝や自慢話を聞いて気持ちの良い人はいません。
それを踏まえると、どれだけ自分が青春時代に充実していなかったかを話してみることで、思わぬ共感を呼ぶことがあるのです。
「実は私も大学時代にイメチェンしてようやく彼氏ができたの」とか「俺もハタチまでずっと童貞だったよ」など、他の人も意外と青春コンプレックスを持っているようなことが分かったりするのです。
まずは勇気を持って自分の青春コンプレックスのエピソードを話してみて、肩の荷を下ろしてみてください。
意外な結果を呼ぶかもしれません。
有名になって同級生を見返す
プライドが高くどうしても青春コンプレックスを吐露できないという人は、その強情を良い方向に使っていきましょう。
おカネを稼いだり、芸能人になったり、何か作品を残したりすることで、ちょっとした有名人になることを目指すのです。
意外や意外、芸能人になっている人は学生時代が充実していなかった人たちが多いものです。
青春時代にうまく人間関係が築けず、健全な承認欲求が満たされてこなかったからこそ、より不特定多数の人から認められたくて芸能人になる人も大勢います。
そのルートを目指すのというのは、青春コンプレックスを克服する一つの方策と言えるかもしれません。
厳密には青春コンプレックスは解消されないのですが、それでも当時人気者だった同級生たちが急に擦り寄ってきたりするので、優越感に浸ることはできるでしょう。
青春を美化しすぎない
そもそも、青春という幻影に過度な理想を描いている人が多いのも事実。
別に世の中の人の大多数が『君の名は』的な甘酸っぱい経験をしているわけでもありませんし、みんながみんな人気者だったわけではありません。
皆さんが描くザ・青春像は映画だったりアニメだったりで作られた空想の世界観であることも多いわけです。
人間は年齢を重ねるごとに、遠く離れて忘れていくモノを美化して記憶する傾向にあります。
青春なんてものは最たるもので、ついつい10代の頃のことを変に美化してしまうことも多いはず。
しかしよくよく考えてみれば、別に青春時代の恋愛なんて下らないことですぐ破局しますし、学生なんて世間知らずも良いところです。
それに比べたら健全な大人になった今のほうが、よっぽど楽しくて充実しているとも考えられるわけです。
青春をつい美化してしまう人は、等身大の青春に認識を改めることで、青春コンプレックスを解消する努力をしましょう。
大人の良い恋愛をする
やはり青春コンプレックスの原因の大半を占めるのが恋愛経験です。
残念ながら10代の頃の無鉄砲な恋愛は、大人になっていくにつれ難しくなっていきます。
しかし一方で、失恋の特効薬は新しい恋愛をすることともよく言われ、自分自身の鬱屈とした青春コンプレックスを解消してくれるのもまた、新しい恋愛だといえるでしょう。
学生時代の幼稚な恋愛も良いですが、大人になったからこそできる恋愛の形というのもあります。
特に結婚を考える年頃になってくると「このパートナーとこの先未来を一緒に過ごすんだなあ」と幸せな結婚生活を妄想することもできるようになり、より永遠の愛というものを感じやすくなるでしょう。
学生時代のちょっと好きで付き合ってなんか違うから別れる、みたいな軽い恋愛とは訳が違うのです。
大人だからこそできる良い恋愛をするというのが、青春コンプレックスを解消する一番いい方法なのかもしれません。
青春コンプレックスの処方箋は新しい恋愛
青春コンプレックスを解消する効果的な方法をいくつか紹介してきました。
勿論どの方法も青春コンプレックスを克服するための良い方法ではあるものの、やはり新しい出会いに勝る特効薬はありません。
新しい出会いにときめき、相手のことを好きになれれば、いつだって青春時代の瑞々しい気持ちに戻ることだってできます。
無鉄砲な恋愛はできないかもしれませんが、バランスの取れた良い恋愛をすることは大人になっても可能なのです!
青春コンプレックスの一番の処方箋は、新しい恋愛をすることでしょう。
魅力的な異性と出会えるマッチングアプリ
では、魅力的な異性と出会うためにはどのような方法があるでしょうか?
勿論友人の紹介やナンパなどの方法もあると思いますが、一番効率的なのはマッチングアプリを使うことだと考えています。
ひと昔前はネットでの出会い=チャラい/ヤリモクといった認識があったと思います。
今でも勿論そういった使い方もできますが、最近は婚活・恋活といった恋愛目的の人たちもマッチングアプリを使うことが一般的になってきており、恋愛目的の人にとっても使いやすいマッチングアプリは増えてきています。
今回は3つおすすめの恋活マッチングアプリをご紹介しますので、是非まずは登録してみてください!
Cross Me
サイバーエージェントが運営している画期的なマッチングアプリがCross Meです。
Cross Meはその名の通り、すれ違った男女がマッチング候補者としてアプリに表示されます。
その中で自分が良いと思った候補者に「いいね」を押し、お相手も「いいね」を押すとマッチングしてメッセージが打てるようになるシステムを採用しています。
複数回すれ違ったかどうか等も確認できるので、複数回すれ違った人=自分と生活地域が近い人というスクリーニングをすることもできます。
自分と生活地域が近いとライフスタイルも近い可能性があるので、相性が良い可能性が上がります。
是非Cross Meをインストールして、試しに街を歩いてみてください。
魅力的な異性のマッチング候補者がどんどん出てくるはずです!
ハッピーメール
こちらは打って変わって昔ながらのマッチングアプリ。
ハッピーメールは10年以上の歴史を持つ老舗マッチングアプリであり、出会い系サイトと呼ばれていた頃から存在しています。
ハッピーメールはメッセージを送り合うたびに課金されるシンプルなシステムであり、変に月額で定額料金を取られるようなことはありません。
自分が使いたい時に使う分だけおカネを払えばいいのです。
ハッピーメールに集まる女性はいわゆる遊び目的から婚活まで幅広く、異性側の様々なニーズに応えてくれること間違いなし。
是非まずは無料会員登録をしてみて、中を覗いてみましょう!
PCMAX
ハッピーメールと両巨頭として語られるのがPCMAX。
課金体系は同様にメッセージの度に都度課金されるシステムであり、ハッピーメールと並んでよく使われるマッチングアプリです。
PCMAXもハッピーメール同様に、色々な目的を持った異性が多く会員登録しています。
真剣に恋活・婚活をしたい人、趣味友達が欲しい人、あわよくばエッチな関係になりたい人、色々なニーズに応えてくれます。
ハッピーメールと一緒にPCMAXにも登録して、魅力的な異性と出会うチャンスを広げましょう!